

びっくりレポート019号
11月5日(水曜日)曇り・雨 26度
「水」で盛り上がりました。
まずここでの水の使用量をもう一度話しあいました。島では、洗いもの(食器、衣類)、シャワー、料理、飲料、その他はみがきなど、に水を使うと生徒たちは言いました。
それぞれバケツに何杯ずつ使うかを想像しながら出てきた、だいたいの数字は、1家族8人で164リットルから210リットル。
他の国や人たちの使用量と比べて、いかに少ないかを実感。「海があってとても幸運だ」とルイス校長が言いました。この人たちの海は、サンゴ礁に囲まれた内海なので、浅いし、波もなくいつも静かで透き通っています。だから小さな子どもでも安心して遊んだり水浴びをします。
海は、お風呂であり、トイレであり、ものを洗う場所、すべてを飲み込んで洗浄してくれる所のようです。それも人口が少ない、というのが決めてですが。
水を汚す原因や、酸性雨について話した後、自分たちが使っている水をテストしました。
まずセメントで作られている貯水槽の水(雨水 water1)と、ドラム缶を地面に埋めて取りだしてある地下水(water2)。
なんと貯水槽の水は、pHが9.0。COD 20<50, TH 50 (water1)
地下水の方は、pH 9.5, COD ? , TH 200 (water2)
「?」だったのは、チャートにない色だったのです。透明な、とても薄い青緑。青系は50しかありませんが、それよりずっと薄く、似つきません。水の量もちょうどよかったし、青木さん、これはどういうことでしょうか。ひょっとして100以上なのでは、という声もでました。この地下水のまわりで、人々は体を洗ったり衣類を洗ったりするので、洗剤などの影響があるのかもしれない、という声が出ました。さびたドラム缶の影響もあるのでしょうか?
また、両方ともアルカリです。サンゴ島なので、地下水がアルカリなのだろう、と。貯水槽はセメントなので、アルカリなのではないかということになりました。CODが出ているのも、中がきれいでないか、葉っぱなどが入ってしまっているのではないか、と予想しました。
それで、もう二つサンプルを取ってきました。
プラスチック製の新しい貯水槽の水(water 3)と、洗い場から遠い井戸の水(water 4)。
すると、貯水槽の方は、pH 9.0, COD 5, TH 10
井戸水は、pH 8.0, COD 20, TH 200
プラスチックの貯水槽もアルカリ性の水です!海は弱アルカリ性ということなので、蒸発した海水が雨に影響しているのかもしれないと予想しました。洗い場から遠い井戸の水のCODは、セメントの貯水槽のものとほとんど変わりません。もし、洗い場に近い水のCODがずっと高い値だとすると、近くで体を洗ったり、洗剤を使っていることの影響があるのではないか、と予想しました。また、体を洗う場所には木がたくさんあることが多いので、葉っぱが入っているかもしれません。
週末にかけて、それぞれの村の飲み水と、雨を計測することにしました。
みんなで声を上げて時間を計ったり、大騒ぎの計測でしたが、次の質問が出ました。青木さん、水の博士たち、よろしくお願いします。
前のレポートに![]() | | | 次のレポートに |
| びっくりレポート目次 | | | トップニュース画面に |
Copyright World School Japan Committee & ECO-CLUB, 1996-8. No reproduction or republication without written permission.
この画面に掲載された記事・写真・イラスト等の無断転載を禁じます。すべての著作権はワールドスクールジャパン実行委員会とエコクラブ、ならびにそれぞれの著作物の作成者に帰属します。
ご意見、感想、お問い合わせはinfo@wschool.orgまで