びっくりレポート

 タカコ・グレッグが日本を離れてから、日々のできごとや見たこと聞いたことを、みんなにレポートします。お楽しみに!


びっくりレポート034号

11月18日(水) 曇り時々小雨 / 25℃

ウォレアイのくらしの価値

 皆さんからのライフスタイルに関する質問や関心事項を使って、今日、ルイス校長先生がクラスでディスかションを指導しました。最初に桃山中学校の廣川先生や秀吉の鳥越さん、ジャスティン先生、マーク先生のメールを読みました。皆さんがウォレアイの社会の「精神面と物質的な豊かさ」に感動していること、アメリカや日本といった国々が、葛藤に直面していることを知りました。

 グループでメッセージの内容を読んでから、生徒たちが理解しているかどうかを確認しました。くらし/社会の導入や、ウォレアイの生活の仕方でいいと思われることを踏まえて、ルイスがフランスのベルビュー中学校からの質問を問いかけました。以下の質問でした。

  1. カルチャーの授業の目的は伝統的な生活を守るためですか。もしそうなら、これはいいことだと思いますか。西洋的なライフスタイルの方がいいですか。
  2. なぜ前よりココナツを飲まないですか。フランスの私たちのようになまけものになりつつあるですか、それとも好きな味が変わっているですか。
ルイスがディスかションの内容を英語に訳してくれました。

 最初の質問に対して、生徒たちは「カルチャーの授業は伝統的な生活を守るためだけではなく、進めていくためでもあります。この小さな島では、自分達の生き方は自分たちや次の世代の人たちのために一番ふさわしいと知っているし、信じています。」と答えました。また、彼らは自分のライフスタイルが好きとも言いました。 二番目の質問に対しては「今、水の質は前よりいいですし、いろいろな人工甘味料、砂糖やクールエイド(アメリカの甘い粉末ドリンク)があるので前より少なくココナツを飲んでいます」。「なまけていない、ただ他の物があるのです」と言った生徒もいました。

 最後に、僕が世界中のいろいろなところで、経済、政治、文化的な要因や圧力で伝統や伝統的なくらしを失われたことを話しました。完全に市場資本主義に変わったところはそのシステムに頼り、伝統的な価値観も失われ、そして、前まで人々を支えてくれた豊富な自然をもっと大きな経済市場に売ってしまうというケースが少なくありません。

 伝統をとりもどそうとしている国もありますが、そういった国は、一度伝統が失われてしまったら、とりもどすのは難しいということに気づいています。

 ウォレアイのライフスタイルは持続可能だし、健康的だし、知恵が豊富です。今日、生徒たちはそのことに気づいたようです。

(報告:グレゴリー・マイケル)



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