びっくりレポート

 タカコ・グレッグが日本を離れてから、日々のできごとや見たこと聞いたことを、みんなにレポートします。お楽しみに!


びっくりレポート040号

11月25日(水) ときどきくもり / 26℃

地域の結びつきのすばらしさ「協力と力」

 私は、この離島にある地域(の結びつき/結束)に驚くばかりです。
 今日は、もうひとつの「カルチャーデー」でした。ウォレアイ環礁に住んでいるたくさんの人々が、学校や家庭、家庭での仕事などを投げ出し、ファララップ島に現在建設中の病院に集まりました。私が今のところ把握しているだけでも、少なくとも6つのちがう島から人々が集まってきていました。
 この日の仕事は、病院の床用のセメントを練って流し込む作業でした。

 私が午前9時に(みんなが集まっているところに)着いたときには、何百人ものウォレアイの人々がさまざまな仕事をしているのに、大変驚きました。シャベルが砂とサンゴを砕く音があたりにこだまし、シャベルでセメントをかき回し、男の人たちが仕事を始めるのに、「エイヤ!」とお互いに声をかけ合っていたりしました。大人の男性や若者たちが木陰で休憩をとり、揚げドーナツをまわしていました。男の人がセメントを混ぜ、建物の中に運んでいる間、大人の女性や子どもたちは、セメントの中に混ぜる砂とサンゴを集めていました。

 ここの人々の地域活動は楽しそうで、何かわくわくする感じがします。たいてい、必要以上にたくさんの人が(作業する場所のまわりに)います。それは、その「仕事」の半分が、(実際に仕事をしている人の)まわりに座って、社交の場に加わることを意味しています。(作業している場所には)みんなに配れるように、いつも何かしら食べ物や飲む物があり、人々は働くことに十分満足しているように見えます。
 私は今までそのような仲間や、人々が一緒になって働いているグループの様子を見たことがありません。(彼らがそのようにできる)秘訣とは、何なのでしょうか?

 若者が砂の中にもぐったりお互いを砂の中に埋めたり、セメントの飛行場のタラップを一輪車で走っている様子を見て、大人の男達は冗談を言いあっています。
 男性と女性(の役割)が極めてはっきりと分けられていて、どのように女性たちが彼女たちの仕事をしているのか、ということだけはわかりません。
 誰もが、ゆっくりと確実に、そしてうれしそうに働いているように見えます。事実、「そんなに一生懸命働かなくてもいいよ」と、私は言われました。ノーマンが「私たちはちょっと働いたら休むんだ。疲れるまで働くのはよくないよ」と言っていました。

 ここの人々が手作業で行っている労働と地域の精神の調和を見ることができて、私は再度、幸運だ、と思ったのでした。
 この病院での作業は、1つの大きな家族として今もこれらの島を(お互いに)結びつけている、たくさんの地域プロジェクトの1つにすぎないのです。

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