

びっくりレポート044号
11月28日(土) ときどきくもり
グレッグからのメッセージ
今日は、ミクロネシアプロジェクトの最終日でした。星明かりで薄暗い西の方角に、空全体を明るくしながら、月が出てきました。島の男性も女性も家路につき、ほとんどの人が、彼らの家で(ヤシの葉を使って)織ったマットの上に家族と一緒に座りながら、お互いが寄り添っているようでした。
「表向き」には、ミクロネシアプロジェクトは終わってしまいましたが、ある人は、その人の家で家族と一緒にワールドスクールの参加者たちのことを思いだすかもしれません。またある人は、ワールドスクールの参加者たちが今何を考えているのかと思いめぐらすかもしれません。たとえば、世界とつながったことから、彼らは何を得たり学んだりしたのだろう、と。そして、何を考えついたのだろう、とも。みなさんは、これからどうするのでしょうか。また、私たちはどのように私たちの考えを共有し続けていくのでしょうか。
強い伝統、強い共同社会の結びつき、そしてゆたかな自然を持っている、この島から参加した生徒たちが(このプロジェクトを通して)学んだことは、「現代的」で、個人主義で、工業国で学ぶこととは、ちがう何かだったかもしれません。私たち全員が、良い面についても悪い面についても共有してきた、ということは重要です。工業国における環境的な悲劇は、伝統的な社会が持っている環境的な知恵と同様、持続可能で健康的で安全な環境を作るヒントとなります。世界中のワールドスクールの参加者たちは、新しいビジョンを共有したり創造する、創造的で、「こころ」で満たされた先生、生徒たちがつながるのと同時に、ウォレアイの文化が持っている大切な知恵とつながってきました。ウォレアイの参加者たちはこのビジョンに気づき始めました。プロジェクトが終わりに近づいたというより、「ちょうど始まった」ばかりのように思えます。
参加者たちは、結果をもたらすと思われる、学んだことを証明するかのように、活動し、コメントしてきました。みなさんの多くも、学んだことや「こころ」を必要とする変化を持ったコメントをされてきました。ルイス先生やここで活動しているウォレアイの生徒たちを見ていると、ここには「こころ」の欠如が全く見られません。プロジェクトの成果を彼らの社会と共有しあうことは、彼らにとって大きなチャレンジです。そして、彼らがPTAに対して発表することは、最初の大きなステップです。これからも、私たちは、ウォレアイの新しい始まりをみなさんと共有していきます。全てのみなさんのご成功をお祈りしています。そして、「つながって」いきましょう。
屋外にあるマイラールさんの台所では、火がゆっくりとゆれ、屋根からは煙がもくもくと出ています。虫が飛んでいる羽根の音だけが聞こえます。
(報告:グレゴリー・マイケル)
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